住宅ローンが払えなくなり、自宅を手放そうと考えている方もいらっしゃることでしょう。
いわゆる任意売却を利用するとき、どこに相談するかは大切なポイントです。
任意売却は債務整理に近い手続きであるだけに弁護士がよく候補に挙がるものの、必ずしも良い相談先とはいえません。
今回は、任意売却をしたいときの相談先について知っておきたいポイントを解説します。
任意売却の相談先は弁護士にすべき？
ローンの支払いで困ったときは弁護士へ相談するのが通例ではあります。
しかし、現在考えているのが任意売却である場合、必ずしも弁護士への相談は必要ありません。
少し特殊なところはあるものの、任意売却は不動産を売る方法の一種であり、弁護士の専門分野とは少し外れているからです。
債務整理に近い部分はあり、相談を受け付けている弁護士もいるので、一度話を聞いてみても問題はありません。
ただ、任意売却は弁護士への相談や依頼が不可欠ではないので、費用の節約も兼ねて別の窓口が頼られることも多いです。
任意売却のそれぞれの相談先におけるメリット
任意売却について弁護士に相談したときのメリットには、そのほかの債務整理についても話し合えることが挙げられます。
自己破産や任意整理のようなそのほかの手段も視野に入れつつ、最適な対応が検討できるのです。
一方、弊社をはじめとする不動産業者に相談するメリットには、物件の売却のプロであるだけに、自宅の売却に関する具体的な話ができることが挙げられます。
対象の住宅がいくらで売れそうか、どれほどの期間で買い手がつきそうかなど、くわしいアドバイスが可能です。
また、仲介契約を結んで実際に自宅を売り出すこともでき、1日でも早く不動産を売却できるように手続きを進められます。
任意売却の相談先を弁護士とする際の注意点
弁護士を頼ると、たとえ相談のみでも高額な費用がかかります。
住宅ローンが払えずに苦労している状況では、弁護士費用はなおさら重い負担となりやすいです。
弁護士への相談費用は30分～1時間あたりいくらといった形で明示されているので、話を聞いてみる際にはよく確認しておくと良いでしょう。
あわせて、弁護士は不動産の売却に関する取引はできないことも知っておきたい注意点です。
先述のとおり、弁護士は不動産の売買のプロではないので、不動産売却の具体的な手続きは取り仕切れないのです。
それゆえに売却手続きに関する相談には応じられない場合もあるのでご注意ください。
まとめ
ローンの支払いに困った際には弁護士へ相談するのが一般的であるものの、任意売却では必ずしも必要ありません。
弁護士は不動産の売却には基本的に精通していないので、任意売却についてくわしい話が聞きたいときは専門業者である弊社までぜひご相談ください。
私たちアーバントラスト株式会社は、神戸市を中心に不動産業を営んでおります。
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