住宅ローンの支払いができなくなり、支払いが滞納すれば延滞金がかかります。
遅延損害金と呼ばれる延滞金は、金利も高く支払いの問題が解決するまで発生し続けます。
こちらの記事では、遅延損害金とは何か、売却後残債が支払えない場合の解決法について解説します。
任意売却をする際に知っておきたい遅延損害金とは?
遅延損害金とは、債務の実行が遅れた際に生じる損害賠償金のことです。
借りたお金の返済が遅れる場合に生じるペナルティです。
借りたお金は返済期限があります。
その日までに返済しないと、遅延損害金が発生し続けるので注意が必要です。
任意売却後の遅延害金の支払いはなくなる?
任意売却後、支払いが済んでいても遅延損害金が残っていれば支払いはなくなりません。
原則として、遅延損害金が免除されることはありません。
弁護士などに相談し、債務整理の交渉をおこなってもらうことはできますが、損害金の免除や減額などに対応してくれるとは限りません。
債権者によっては減額や期限などの相談にのってくれることはあるかもしれませんが、支払いがなくなることはないでしょう。
任意売却後遅延損害金を払えない場合の解決法
延滞金は住宅ローンの支払い問題が解決するまで、発生し続けます。
債務不履行によるペナルティなので、通常よりも高い利率がかかってしまいます。
そのため、延滞期間が長いほど支払う金額も増え、払えないという状態になってしまうこともあるでしょう。
解決法としては、弁護士に相談し交渉をしてもらうことです。
交渉次第では分割返済が可能です。
残債や収入状況、債権者によりますが、相場としては1~3万円の分割返済ができることもあります。
あまり期間が長くならないほうがよいので、返済額は無理のない程度で支払える金額を設定しましょう。
残債が多すぎて払えない場合は、個人再生や自己破産という方法もあります。
しかしこれらの方法は条件があったり、財産を処分しなければならなかったり、デメリットも少なくありません。
まずは残債を少なくするためにも、遅延による延滞金を増やさないことです。
延滞している期間が長くならないよう、住宅ローンの返済が滞納するようであれば、早めに金融機関に相談することです。
それでも払えない場合は、競売になる前に任意売却を検討したほうがよいでしょう。
まとめ
任意売却をしても残債がある場合は、それを払っていかなければなりません。
遅延損害金もその一つです。
支払いが難しい場合は、弁護士に相談し分割返済の交渉をしてもらうことです。
延滞する期間が長いほど支払う金額は増えていくので、住宅ローンの支払いが困難になったら早めに金融機関に相談しましょう。
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